本作の特徴:
多様な意味での恐怖を込めたアンソニー・バージェスの小説を、キューブリックが近未来に舞台を移し映画化。
公開当初、世界中に衝撃を与えたのみならず、栄誉あるNY批評家協会賞の作品賞および監督賞を受賞、さらに作品賞を含む4部門でオスカー(R)にもノミネートされた。
現在に至っても『時計じかけのオレンジ』の持つ圧倒的な求心力は、観る者を魅了し続けている。
ストーリー
喧騒、強盗、歌、タップダンス、暴力。
山高帽の反逆児アレックス(マルコム・マクドウェル)は、今日も変わらず最高の時間を楽しんでいた ― 他人の犠牲の上にのみ成り立つ最高の時間を。
モラルを持たない残忍な男が洗脳によって模範市民に作りかえられ、再び元の姿に戻っていく。
『時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)』
Trunk Room Library 蔵書:視聴可
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクドウェル, パトリック・マギーほか
時間:2 時間 17分
言語:英語
字幕:日本語
公開:1971年(アメリカ)、1972年(イギリス)、1972年(日本)
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時計じかけのオレンジ [Blu-ray]
レビュー
小見出し①
制作中
小見出し②
制作中
text by Hiroshi Sugiura
視聴方法
配信サービス/サブスク
DVD
原作
スタンリー・キューブリック監督作品
1951年『拳闘試合の日(Day of the Fight)』監督・製作 *短編ドキュメンタリー
1951年『空飛ぶ牧師(Flying Padre)』監督・脚本 *短編ドキュメンタリー
1953年『恐怖と欲望(Fear and Desire)』監督・製作 *長編劇映画デビュー作
1953年『海の旅人たち(The Seafarers)』監督・製作 *短編ドキュメンタリー
1955年『非情の罠(Killer’s Kiss)』監督・製作
*ロカルノ国際映画祭監督賞
1956年『現金に体を張れ(The Killing)』監督・脚本
1957年『突撃(Paths of Glory)』監督・脚本
1960年『スパルタカス(Spartacus)』監督
*ゴールデングローブ賞
1962年『ロリータ(Lolita)』監督
1964年『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb)』監督・脚本・製作
*英国アカデミー賞作品賞/ニューヨーク映画批評家協会賞監監督賞
1968年『2001年宇宙の旅(2001:A Space Odyssey)』監督・脚本・製作
*アカデミー賞視覚効果賞
『2001年宇宙の旅(2001:A Space Odyssey)』スタンリー・キューブリック監督|Trunk Room Library蔵書目録
1971年『時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)』監督・脚本・製作
*ニューヨーク映画批評家協会賞監監督賞・監督賞
『時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)』1971年:スタンリー・キューブリック監督|Trunk Room Library蔵書目録
1975年『バリー・リンドン(Barry Lyndon)』監督・脚本・製作
*英国アカデミー賞監督賞
1980年『シャイニング(The Shining)』監督・脚本・製作
1987年『フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket)』監督・脚本・製作
『フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket)』1987年:スタンリー・キューブリック監督|Trunk Room Library蔵書目録
1999年『アイズ ワイド シャット(Eyes Wide Shut)』監督・脚本・製作
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